生殖医療専門医師監修の体外受精サポートアプリ「ミニン」が公開された。不妊治療中の特殊な投薬スケジュール、ホルモン値、医療費など、体外受精を行う女性のための情報を「ミニン」一つで管理できる。世界初の体外受精サポートアプリで、治療中のメモ地獄からの妊婦さん脱出狙う。さらに、今後「ミニン」リリースの維持費等を募るため、クラウドファンディング を「CAMPFIRE」にて実施中だ。
ミニンの概要
不妊治療経験があるスタッフが、3年にわたり不妊治療中の女性80人以上に取材を重ね、リアルな要望を取り入れて開発した体外受精サポートアプリ。
体外受精の採卵周期、移植周期に特化
アプリは体外受精の採卵周期、移植周期に特化した入力項目が特徴。治療中に重要なことだけを「入力項目」とし、極力シンプルに設計。いわゆる妊活アプリでは、体温や月経周期が重要だが、体外受精はホルモン値、卵胞と内膜の状態が成功のカギとなる。これらの複雑な治療データをストレスなく管理できるように設計されている。
ミニンの主な機能
機能 | 内容 |
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治療情報の管理 | 治療データを採卵周期と移植周期に分けて管理(ホルモン値、卵胞のサイズ、採卵数など、不妊治療にとって大事な数値も簡単に記録) |
卵胞のサイズ | 卵胞のサイズをイラストで一目に |
治療費管理 | 不妊治療にかかる治療費管理 |
最新情報 | 医師の言葉や夫への思い、治療中に感じた嬉しい気持ち、悲しい気持ちなどをアプリにメモ |
治療メモ | 不妊治療にかかる治療費管理 |
クラウドファンディングで協賛金募集中
ミニンの現場には様々な声が寄せられており、クラウドファンディングによるアプリリリース継続のための協賛金を募集中だ。
妊活に立ちはだかる38歳の壁
多くの不妊治療経験者に取材を重ねてわかった実態は、「高齢でも医療の力を借りれば簡単に妊娠できる」というものではありませんでした。
30代半ばまでは、”妊活中”と周囲に言える女性がほとんどです。
しかし、38歳以上では、半数以上が「不妊治療中」という言葉を誰にも言えずに悩んでいました……。
肉体的にも精神的にも負担が大きい不妊治療の話は、夫以外の家族、友達にも打ち明けられないというひとも少なくありません。クリニックでの待ち時間が3時間を超えることにも慣れ、週2~3回は職場に早退か遅刻届を出す日々。それでも希望をもってがんばる女性たち、38歳の壁を越えた女性たちを、ミニンは応援し続けます。
クラウドファンディング実施期間
2018年12月11日〜2019年2月8日
タイトル | ミニン |
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ジャンル | ヘルスケア/フィットネス |
対応 | iPhone / Android |
利用料 | 無料 |
協賛のお礼内容
- 日本不妊カウンセリング学会認定の池田麻里奈さんによる電話カウンセリング
- バージョンアップ会議への出席
- ランチ会への参加
- ミニンHP内で体験記の発表
- ミニンキャラクター「忍活くん」のステッカープレゼント