添加物が気になる方のための加工食品の成分表まとめ

「テレビやCMでやってる商品だから危険なはずがない」「日本の食品は世界一安全」。そんな空気やイメージが世間にはある。でも、海外にいる日本人にSNSを眺めていると、それとは真逆の情報が時折入ってきて驚く。そのなかで特に話題になることが多い食品添加物について、海外と国内の認識の差をまとめました。

添加物一覧表

お菓子などのジャンクフードやカップラーメンの成分表でお馴染みの食品添加物を一覧化し、どんな商品に使われているかを表にまとめました。

添加物役割製品例
カラメル色素醤油味のインスタント麺
カール(発売中止)
アミノ酸旨味味の素
クエン酸防腐剤飲料、液状食品
人口甘味料スポーツ飲料
カロリーオフ製品
トランス脂肪酸
乳化剤水と油を均一に混ぜる洋菓子、アイスクリーム
パン
ドレッシング
加工澱粉
保存料微生物の増加を抑制コンビニ食品
清涼飲料水
パン
発色剤
亜硝酸ナトリウム
色をよくするハム、ベーコンなど加工肉
防カビ剤
ポストハーベスト
海外産レモン

着色料

着色料原材料製品例
赤色(天然紅4号)サボテンの寄生虫:コチニールカイガラムシ(エンジムシ)かまぼこ、かき氷シロップ、カンパリ、ハム、口紅
緑色蚕の糞抹茶アイス、ガム、飴
黄色コールタールお菓子など
青色スピルリナ(単細胞微細藻類)アイス

タール系着色料

コールタールを主原料とする着色料の総称で、赤から青までほぼ全色が揃っている。発がん性や遺伝子性疾患が指摘されていて嫌がられている一方で、安価だからと依存している製品も多いという。詳細は下のリンクへ。

発がん性が認められた「アカネ色素」

赤い着色料として一般的に使用されていた「アカネ色素」だが、平成16年に日本の厚生省は発がん性が認められたとしてWebサイトで注意を促している。

農薬

日本は安倍政権時の2018年12月、世界の流れに逆行し発癌性の農薬ラウンドアップ(除草剤)の残留農薬基準を以下のように大幅に緩和。世界中が禁止するラウンドアップが日本市場で溢れかえっている状態だ。

  • 小麦:従来の6倍(5ppm→30ppm)に緩和
  • 蕎麦:150倍(0.2ppm→30ppm)に緩和

海外との違いに驚き

海外では添加物についてどう思っているのか?日本との違いはあるのか?とても気になる海外と日本との比較について調べてみました。

アメリカでは警告文付く日本食品

日本では安全といわれている食品添加物はアメリカでは海外では禁止されているものが多く、売るためには警告文が付けられる。

添加物の認可数比較

食品添加物の認可数で比較するとアメリカ133品目に対し日本では10倍以上の1500種類あることが知られている。つまり日本は海外に比べて認可がとてもユルいことがわかる。なぜなのか。

米カルフォルニアでは容器の有害性も指摘

カルフォルニア州の法律では容器に含まれる有害物質にも表示の規制があり、「危険:生殖障害の恐れがあります」と恐ろしい表示が商品に印刷されている。まるで発がん性の表示を義務つけられているタバコのようだ。つまり、海外では日本以上に厳しい添加物表示が義務付けられており、その危険性が周知させようとする努力がうかがえる。

代替食品

ミルクと思ったらミルクじゃない、バターと思ったらバターじゃない、ビールと思ったらビールじゃない、といった、私たちにも区別が難しい代替食品が増えている。どんなものがあるのか知っておき、消費者が選択して購入できることが重要。ということで、それら代替食品の一覧を作ってみた。

品名説明メモ
ラクトアイス一番乳脂肪の多いアイスクリーム、少し少なめのアイスミルク、さらに、まったく乳脂肪が使われていない、低脂肪という売り文句で売られているラクトアイス。乳脂肪の代わりに使われているのは植物性油脂だ。トランス脂肪酸が多く含まれることが指摘されている
マーガリン

参考動画

この動画で紹介している添加物ワースト5は次の通り。

添加物ワースト5

  1. 乳化剤
  2. 保存料
  3. 人工甘味料
  4. 発色剤
  5. 防カビ剤

中田敦彦の動画

オリラジ中田さんのチャンネルが動画でとてもわかりやすく解説しています。

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生活技術

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