【釜山国際映画祭 訪問レビュー①】映画『Oleg』の感想

こんにちは!今月14日に釜山国際映画祭から帰国しました🤗
今年は、映画はもちろんイベントにもたくさん参加しとても有意義な時間を過ごすことができました。そこで、今日から釜山国際映画祭の訪問レビューや映画の感想を連載投稿したいと思います‼️今日はラトビアの映画『Oleg』について書きます‼️

『Oleg』の概要

監督 Juris KURSIETIS
制作年 2019
Latvia
テーマ 都市化、犯罪、資本主義、労働、移民、人権

感想

⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『Oleg』は、ラトビア出身の移住労働者の現実を描いた作品です!!

ラトビア出身の移住労働者オレッグは、精肉工場で借金を返済するため働いています。しかし、同僚の裏切りで突然職を失ってしまいます。その後、ポーランド人のアンドレイに職を紹介され、他の労働者たちと共同生活を始めますが、アンドレイはオレッグを拘束し暴力を振るうようになります。

ヨーロッパに住む移住労働者たちの絶望的な状況と、暴力や犯罪に直面せざる得ない社会的矛盾を批判的に描いた作品でした。

映画には様々な宗教的比喩やメッセージが描かれ、オレッグの複雑な心情を上手く表現できていたのではないかと思います。シンプルな演出と物語でしたが、ヨーロッパが直面する移民問題や労働者たちの現状を表した良い映画だと感じました‼️

日本で上映するかはまだ分かりませんが、移民や労働問題に関心のある方は是非一度鑑賞してみてください‼️

この記事を書いた人

@picomac

現在、都内大学生に通いながら就活中。映画、アートに興味があり、特にアジア映画のレビューやレポートを投稿すると思いますが、都内スイーツや食べ物処などもアップ予定です。よろしくお願いいたします。