クラウドファンディング目標額520万円、日本上陸なるか
中国・北京のVincrossが開発した「HEXA」は、技術者でなくてもプラグラミングでき、光学センサー、空間センサー内蔵でスマートフォンで遠隔操作可能な6足歩行ロボット。この日本上陸に向けたプロジェクトを、11月27日から2019年1月20日まで、クラウドファンディングサイト「Kibidango」にて開催。目標金額520万円達成で、日本上陸が決定するという。価格は、プロジェクト期間限定97,000円(税・送料込)。
HEXAとは
HEXAは、プログラミングして躾(しつけ)できる、ペットのようなロボット。個性溢れる動作で、まるで感情を持っているかのような動きが特徴だ。加えて、とても高性能。操縦性も優れ、開発チームによるテストでは、高い段差や階段を6本の脚を器用に使って登ったり(動画参照)、不安定な道も進んで、6本足のメリットを存分に発揮。足の速さは意外に速く最大時速12kmを記録している。
HEXAへのプログラミング
HEXAへのプログラミングには、ロボットに最適化されたプログラミング言語「MIND」を使用することで、ハードとネットワークを容易に制御でき、簡単がプログラミングが可能となっている。専用ホームページにはスキルストアが用意されており、プログラミングが苦手なユーザーは、プログラムを購入することも。プログラミングに自信がある方は自分が作った行動プログラムを、公開していくことも可能だ。
HEXAのプログラミング例
- 手のひらの位置を感知し、手の動きに対応して動く手のひらコントロール
- ドローンヘリように、建物の隙間や地下などの近づきにくい場所でHEXAを目と耳がわりに制御
植物の日光浴プログラミング
専用アプリで遠隔操作
スマートフォンの専用アプリでHEXAを遠隔操作でき、HEXAのカメラ映像を映し出す。遠隔操作の範囲は、通信環境にもよるが最大約70メートルです。また、アプリから他の人が作ったプログラムを購入も可能。
6足歩行と内臓センサーでどこでもサクサク
独自開発の脚用関節モーターによって、HEXAは階段やステップなどの歩行にも対応。また、3軸加速度計・距離測定センサー・赤外線送信機内臓で、障害物や地形など周囲の空間を把握して的確に歩行。空間センサーによって悪路や人間が入れないような狭いところでの撮影、探索にHEXAのポテンシャルが発揮しそうだ。
製品仕様
サイズ | 高さ12cm × 直径50.8cm |
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重さ | 約1.5kg |
耐荷重 | 約1.5kg |
最高速度 | 秒速1.2cm |
可動部分 | 3つ関節がある6本の脚 / 360度回る頭部 |
OS | VinrossMIND(Linuxカーネルベース) |
プロセッサー | デュアルコアARMCortexA9@1GHz、マルチプルコープロセッサー |
ストレージ | 8GB |
インターフェース | USB2.0、3.5mmオーディオ入出力、I2C、ADC、GPIO、5V電源、3.3V 電源 |
接続 | Wi-Fi 802.11 b/g/n(アクセスポイントとしても利用可能) |
カメラ | 720pビデオ撮影、ハードウェアエンコーディング、ナイトビジョン |
センサー | 三軸加速度計、赤外線、距離計測センサ |
バッテリー | 駆動時間45分〜180分、リチウムイオンバッテリー6900mAh |
フル充電にかかる時間 | 2.5時間(ケーブル使用)、4.5時間(ワイヤレスドック使用) |
価格
有線充電タイプ
Kibidango特別価格(超早割) | 97,000円【5台個限定】 |
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Kibidango特別価格(早割) | 105,000円【20台個限定】 |
Kibidango特別価格 | 110,000円 |
一般販売予定価格 | 129,000円 |
ワイヤレス充電タイプ
Kibidango特別価格(超早割) | 100,000円【3台限定】 |
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Kibidango特別価格(早割) | 112,000円【20台限定】 |
Kibidango特別価格 | 118,000円 |
一般販売予定価格 | 139,000円 |